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稲本 正 『緑の国へ 生まれ変わる日本のシナリオ』 [読書]

緑の国へ 生まれ変わる日本のシナリオ

緑の国へ 生まれ変わる日本のシナリオ

  • 作者: 稲本 正
  • 出版社/メーカー: オルタナ
  • 発売日: 2011/05/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

書かれている事全てに賛同するわけではないが、これからの日本の価値、ジャパン・ブランド、生き方を考える上で示唆に富む一冊。もう少し、自分の頭で考え、腹に落とし、行動に変えていく必要がある。 

 

<日本人は、何かを言われても、腑に落ちないと行動に移さない。>(p.52)

<自然と共生し、循環型の、持続可能なモデルをつくるうえで、日本は地球上でもきわめて良い位置にいる。>(p.54)

<学生たちやボランティアを森に入れて、プロフェッショナルの指導のもと、森の手入れに従事させる仕組みを確立すると良いと思う。>(p.64

<哲学を踏まえた研究、開発>(p.71

<復興する場所により組み立て方が違い、国家レベルの一様さではことは運ばない。>(p.76)

<それぞれの地域での創意工夫を生かした地域づくりを国や自治体がバックアップするという体制が望ましい。>(p.76)


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鉢嶺登著 「ビジネスマンは35歳で一度死ぬ」 [読書]

ビジネスマンは35歳で一度死ぬ

ビジネスマンは35歳で一度死ぬ

  • 作者: 鉢嶺 登
  • 出版社/メーカー: 経済界
  • 発売日: 2013/10/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
 
 
 
 

本書は、eマーケティング事業のオプトのCEO鉢嶺登氏が20年の経営者経験をもとに次代を担う若者たちへのメッセージとしてまとめたもの。

本当の成長戦略とは?失われた20年とは?

<チャレンジするのに年齢制限などないと言えます。森ビル創業者の(中略)カーネルサンダースが(中略)。それより若い世代ーー。35歳までの世代が、新しい価値を生み出そうとせずに、安定ばかり求めるのは大問題です。>p.54

<現状に満足をしているけれど、さらに「もっといい社会にするにはどうしたらいいんだろう」という、貢献のマインドを持っていなければ、イノベーションを繰り返していかなければ、必ず社会は衰退します。>p.176


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これからの市場を動かすのは?~楡周平『虚空の冠 覇者たちの電子書籍戦争』(上・下)~ [読書]

虚空の冠(上): 覇者たちの電子書籍戦争 (新潮文庫)

虚空の冠(上): 覇者たちの電子書籍戦争 (新潮文庫)

  • 作者: 楡 周平
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/02/28
  • メディア: 文庫
 
 
 
 
 
 
  上下一気に読了。

 もちろんフィクションだが、戦後のメディア、そして電子書籍を巡る課題と今後の可能性を考えるいいきっかけになった。今後、新興市場で物流と通信基盤の整備が進んだときに、自ら実店舗等の流通手段もを持たずとも、コンテンツを入り口にその他の通販機能を仕込んだ電子機器を一定の購買力のある層に一気にばらまいたらどうなるか等々、妄想は膨らむ。

 それにしても、文庫版が出ているにもかかわらず、Amazonhontoで電子版が単行本に準じる価格になったままになっているのはどういう戦略なのだろう?

 

<完成されたビジネスモデルの上で安定的地位を築いている人間は、それを根底から覆す革新的な動きを否定したがるものです>(上巻p.243

<注文を出版社の通販サイトを通じて製造元、あるいは広告元に流すという仕組みが出来上がれば、一オーダー当たり幾らといった収益を出版社は得られるようになる可能性も開けてくるわけです。>


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三浦しをん 『神去なあなあ夜話』 [読書]

神去なあなあ夜話

神去なあなあ夜話

  • 作者: 三浦しをん
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2012/11/28
  • メディア: 単行本

 

<たしかに林業はきつい仕事だけど、楽しいこともたくさんあるように思えるんだが……。俺が黙っていたら、三郎じいさんはなだめるように言葉をつづけた。

「いまは、また状況がちがうで。勇気みたいな若いもんが、ようけ山に来てくれる。いい時代になったもんや。(後略)>

 「林業に"ゆるーく"かける青春を描いた話題作」『神去なあなあ日常』の続編はやっぱり面白かった。主人公の勇気くんはあいかわらず自意識過剰でおバカだけど、それが若さというものだろう。携帯もなかなか通じない山村で林業のお仕事をして、恋をして…。とても可愛い。それにしても、森に恵まれた日本、この国の林業は、中山間地は、これからどこに向かうのだろうか。 


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高田佳岳 『被災地の空に花を咲かせた日』 [読書]

正月に読み直し。

著者の高田さんは東日本大震災から5ヶ月後の8月11日に、東北の太平洋沿岸で鎮魂と復興への祈りを込めて一斉に花火を上げるイベント「Light Up Nippon」の仕掛け人である。

報道や映画での高田さんの印象に比べると、この本ではLight Up Nipponに至るまでの高田さんの人生、高田さんの苦悩、苦闘、私が訪れたことがある大槌町に関するエピソードも詳しく描かれていて、より身近に感じられる。その分、考えさせられることも多い。反省も含めて。

<アキ君によれば、例えば何かのロケでトラブルが起こった際、「もうやめよう」というプロデューサーは多いらしい。そんな時アキ君は「まだ明るいから、何テイクか撮れますよ」と言葉を投げる。それで続行となればカメラを構えるし「中止」となれば、その後再開する可能性があっても、仕事そのものを降りるのだという。>(p.142

<自粛を声高に叫んだり、「こんな状況なんだから出来るわけがない」と否定的な発言をするのは、ほとんど例外なく、自身が直接的に被災していない人たちだった。被災した人たちは誰一人としてネガティブな発言はしなかった。もちろん、花火が本当に上がるなどと信じてはいない。でも上がったらいいな、と思っていらっしゃる方が圧倒的に多かった。>(p.156

<自分では小さなこと、他愛もないこと、思いつき、かも知れませんが、まずは口に出して、動いてみてください。馬鹿にされても、笑われても、邪魔されてもかまいません。大切な事は自分で動くこと。どんなに小さな羽ばたきでも、いつかは大きなうねりになり、世界を変えると信じてみてください。そんな皆さんの「想い」で、一緒に日本中を明るくしていけたら、と思います。>(p.211

LIGHT UP NIPPONウェブサイト
http://lightupnippon.jp/

LIGHT UP NIPPON ~被災地の空に花を咲かせた日

LIGHT UP NIPPON ~被災地の空に花を咲かせた日

  • 作者: 高田 佳岳
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2012/11/13
  • メディア: 単行本

 


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神門善久『日本農業への正しい絶望法』 [読書]

日本農業への正しい絶望法 (新潮新書)

日本農業への正しい絶望法 (新潮新書)

  • 作者: 神門 善久
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: 単行本

個人的には、この先生の提言(農地政策における①平成検地、②徹底した情報公開、③人から土地への大転換)については、それが出来る安定した政権があるなら、十分に検討の余地があると思うのだが、関係者を片っ端から切って捨てる本書の内容は、最初は読んでいて面白いが、そのうち痛々しくなる。どうぜ厳しい現実を知るなら、実際に生産活動に携わる人の話を聞いた方がいいし、政策を実現するならまずその環境を整備するために努力した方がいいような気がする。希望は捨ててはいけない。


<舌が愚鈍化した日本人に農産物の安全性だの品質だのがわかるのだろうか?>(62p)
<農家といえば地権者であり、土地の希少な日本では地権者は往々にして強欲だ。>(72p)
<政府と経団連とJAが予定調和的に、企業やJAによる脆弱なマニュアル依存型農業へと補助金を誘導しているのだ。>(175p)
<「自由」なはずの今日の日本においても、不愉快な正論を大衆は抹殺しようとする。>(230p)
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ヤマザキマリ 『テルマエ・ロマエ』Ⅴ [読書]

テルマエ・ロマエV (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエV (ビームコミックス)

  • 作者: ヤマザキマリ
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: コミック
The volume 5 of comics "THERMAE ROMAE" in now on sale.
The story is running into a climax !!

ヤマザキマリさんの漫画『テルマエ・ロマエ』ももう第5巻。

なぜか現代日本へのタイムスリップを繰り返すことになった
古代ローマの建設技師ルシウス。

持ち前の理解力と柔軟性、仕事への情熱で
現代日本の風呂文化を吸収し、ローマの浴場を発展させてきたが、
第5巻では長期間古代ローマに帰れなくなり、
そこで古い"伊藤"温泉街の高齢化と経営悪化につけこんだ
暴力団による再開発話に巻き込まれることになる。

新しい技術を求める一方で、伝統的な文化も残したい。
ルシウスの思いは、古代ローマと現代日本の
温泉地を変えることが出来るのか。
ルシウスの仕事への情熱は周囲を巻き込み、
新しい恋も、馬も、戦車も走り出す...。

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谷川彰英 『地名に隠された「東京津波」』 [読書]

地名に隠された「東京津波」 (講談社プラスアルファ新書)

地名に隠された「東京津波」 (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 谷川 彰英
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/01/20
  • メディア: 新書
「最後に東京に住んでいる人、仕事をしている人、さらに東京湾沿岸に生活している方々に提言したい。津波から逃れるためには、あなた自身が立っているその土地が標高何メートルあるのかを常に意識することである。自身がいつ起こるかを予知することではなく、いつ来ても構わないようにまず足元を見つめることがあなた自身の命を救うことになる。」(p183, 「第7章 東京は生き残れるか」より)

 谷川彰英氏の『地名に隠された「東京津波」」は、昔から存続する地名には、それなりの意味があること、東京とその周辺の地名には、山、台、川、谷、坂など、高低を示すものが多いこと、現在の東京の防災計画は津波をほとんど想定していないが、過去に東京湾で津波は起こっていること、今こそ高層ビルや地下鉄など交通網の発達で意識することのなくなった土地の高低を意識すべきであることなどを訴える。

 先日、本書を持って、代官山→南平台→道玄坂→渋谷→宮益坂→青山と歩いてみた。渋谷までの同行者が歴史通の方ということもあり、代官山から目黒川を望む高低差を利用した回遊式庭園を持つ朝倉邸、西郷山公園も経由して、非常に興味深い散歩となった。どういう高低差だったかは、改めて書く必要はあるまい(ただし、青山は人名からの由来)。


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北方謙三 『道誉なり(上・下)』 [読書]

道誉なり〈上〉 (中公文庫)

道誉なり〈上〉 (中公文庫)

  • 作者: 北方 謙三
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1999/02
  • メディア: 文庫
北方謙三氏の「道誉なり」読了。時によろめきながらも覇道を突き進む足利尊氏に付かず離れずの姿勢を取り続けた「ばさら大名」佐々木道誉が壊そうとしたもの、創ろうとしたものは何だったのか。政治とは?軍事とは?芸能とは?夢とは?野望とは?色々考えさせられるお話だった。
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アリー・コンディ 『カッシアの物語』 [読書]

カッシアの物語

カッシアの物語

  • 作者: アリー・コンディ
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2011/10/28
  • メディア: 単行本

厳しい環境的制約の中、
人が過ちを起こさず、健康的に生きるために、
結婚を含む多くの人生の要素が
「ソサイエティ」に管理された未来・・・。

『カッシアの物語』はそうした世界の中に生きる
17歳の少女を主人公としたラブ・ストーリー。

設定は、ジョージ・オーウェルの『1984年』を彷彿とさせるが、
それよりは少し若者向けに軽くなっており、
また、自由の大切さと自由に伴う責任ということを感じさせる意味では、
少し教育的な要素を含んでいるのかも知れない。

果たして個人、特に若者に失敗するチャンスを与えない社会というものの
行き着く先はどこにあるのだろうか。


一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

  • 作者: ジョージ・オーウェル
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/07/18
  • メディア: 文庫

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