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福井晴敏 「6ステイン」 [読書]

6ステイン

6ステイン

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/04/13
  • メディア: 文庫

 

 

「仕事だから・・・」、「任務だから・・・」、
「国益だから・・・」、「生活があるから・・・」
日々の生業の中に押し込めようとしても、
決して消すことは出来ない心の中の「染み」。
白い紙に黒い染みをつければ、
その部分を触媒として一気に炎が上がるように、
「染み」を抱えてしまった心だからこそ、
土壇場で燃え上がることがある。
人間としての全存在を賭けても、
このままでは決して終われない・・・

6つのストーリーに
巧妙に仕掛けられた罠にはまる快感が
日頃の疲れを癒し、励ましてくれる。

「弱肉強食の論理は、
動物に実践させておけばいい。
己の所作振舞に自信と尊厳を持ち、
身に合った幸福を追って
生きていけるのが人なのだろう。」
(第2話「畳算」)

通勤電車の中で第2話「畳算」に涙をこらえ、
自宅での第4話「マーマー(女偏に馬という字2文字)」で
ボックスティッシュが手放せなくなった。
第4話の最後の場面はぜひ引用したいのだが、
長くなるので、関心のある方はぜひ買って読んで欲しい。


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